このグラフは5年間に渡って、7月の三島市の最高気温を、25℃未満、25℃以上30℃未満、30℃以上35℃未満、35℃以上に分けて表示しています。この2年で35℃以上の猛暑日がグッと増えており、熱中症の危険性が非常に高くなっています。
　熱中症を避けるには、日中は出来るだけ室内にいる、エアコンを付ける、水分を補給する等、環境面で色々な工夫が必要です。
　そして、暑い時にはサラサラ汗をかける体になる、という体質面での工夫も大事です。
　サラサラ汗をかく体になるためには、軽い有酸素運動でもサウナでもかまいません。とにかく汗をかく事です。水分をしっかりと摂り、熱中症にならないように注意して行いたいものです。

 

　更に、暑さにへばって食欲が落ちてしまった、という方にお勧めのツボがあります。
　足三里です。足三里は胃腸を整えるので、夏の食欲不振には最適のツボです。灸が一番お勧めですが、指圧でも構いません。

 

　夏に気を付けないといけないのは熱中症予防だけではありません。夏は色々な感染症にも気をつけなければなりません。新型コロナウイルス感染症、溶連菌感染症、手足口病、RSウイルス感染症など注意が必要なものは幾つもあります。
　こんな時、足三里への灸も候補にあげて置きたいと思います。胃腸の調子を整え、栄養分を全身に巡らせる事は、免疫力を上げる事につながるからです。

 

　そしておきまりの養生。質の良い睡眠、腹八分に色々な食材の料理を美味しく頂き、適度に体を動かす事が何より大切です。

 

　最近、暑さで食欲が出ないという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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