ノロの予防は手洗いから

ノロの予防は手洗いから

2016年12月20日(火)6:44 AM
 年末大掃除のシーズンですね。早い方は12月に入るともう大掃除を計画的に進められているようです。
 おきらくは小さい頃から、掃除も宿題もいつも後回しでやってきました。今年も、ギリギリの31日に慌ててやる事になりそうです。
 
 この時期は大掃除のシーズンであると同時に、ノロウイルス感染のピークでもあります。静岡県のノロウイルス感染者は20.92人と警報レベル(20人)を超えました。
 
 ノロウイルスに感染すると、嘔気、嘔吐、下痢が主な症状として現れ、加えて腹痛、頭痛、発熱、悪寒、筋痛、咽頭痛、倦怠感などを伴うこともあります。症状は1~2日程度で治まりますが、嘔吐、下痢を繰り返すと脱水状態になるので、水分と栄養を十分補給するのが大事です。
 
 床に飛び散った嘔吐物や便の汚染によって2次感染することもあるので、速やかにかつ静かに清掃し、塩素系の消毒薬を使って消毒します。
 ノロウイルスは感染力が非常に強いので、使い捨てのシューズカバー、ゴーグル、マスク、手袋、エプロンなどを使って、ウイルスとの接触を出来る限り避けます。使用した使い捨ての用具は2重にしたゴミ袋に捨てます。
 排便後トイレを流す時は、排泄物の飛沫が飛び散らないように蓋をして流します。その後蓋の裏、便座の表や裏などを消毒します。付近の床や壁も消毒します。
 ノロウイルス感染症は回復後も長くて2週間は感染性を示す人もいるそうなので、2週間は消毒を継続した方が安心です。
 

キレイキレイ

 ノロウイルスといえばこの時期とても美味しい牡蠣の食中毒が真っ先に思い浮かびますが、色々な所に触れる手からの感染も多いです。なので、一番の感染予防対策は手洗いです。
 年末は混雑するスーパーや百貨店などに買い物に出る事も多いので、感染のリスクも増えます。しっかり手洗いしましょう。
 映画「Shall We Dance?」を見た人なら、主役リチャード・ギアの同僚がトイレでペーパータオルを使って水道の栓を閉めるシーンに覚えがあるかも。日本人ならハンカチで手を拭くところですが、あれも一つの手ですね。
 
 ノロウイルス感染対策は色々することがありますが、自分を守るために一番頼りになるのは自分の体です。自分にあった養生について知りたい方は、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

 

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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