そろそろインフルエンザ、予防のために

そろそろインフルエンザ、予防のために

2018年10月02日(火)6:09 AM
 台風一過、10月です。9月に学級閉鎖があったインフルエンザ、今年はどんな流行になるのでしょうか?予防接種、そろそろ考えないとです。
 そういえば先日、NHKの東洋医学 ホントのチカラ~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~という番組中、結核治療の補助にお灸を使っていると紹介されていました。
 
 アフリカでお灸の研究を続けているモクサアフリカのウェブには、世界規模で考えると結核は3人に1人が感染、死亡原因の第1位(感染症に限る)と書かれています。日本も、結核にかかる方はとても多いです。風疹や梅毒が再び流行っているように、死亡率はかなり改善されたとはいえ感染症の恐怖は続いています。
 インフルエンザや結核のような感染症はうつらない、うつさない、こじらせない、の3拍子が大切ですが何といっても予防が一番です。予防接種はうつらない、こじらせないためにとても有効な手段なだけでなく、集団感染の防止にもなります。インフルエンザのワクチンを打った人が多ければ、社会全体が流行しにくくなります。

 私、変装名人

 まあ、インフルエンザは予想が難しいうえ変身上手なので毎年流行りますが、それでもワクチンがあるからこその命拾いもあったと思います。「あなたのお蔭でインフルエンザにならずにすみました」とお礼を言われることはないと思いますが、でもそんな小さな親切にもなっています。
 インフルエンザの季節になると、予防接種について聞かれることが多くなります。感染症のリスクは予防接種で無くしたり減らしたりできますが、必ずしも義務ではない場合、どう判断したらいいか分からないからです。ずばりはっきり言うわよ!的にYes Noという方もいるでしょうが、義務ではないものをどう選ぶかは、その方の背景や人生観の一部だと思います。なので、それをきっかけに話が長くなることもしばしば(笑)
 すぐにYesと言えるのは、家族に子供、お年寄り、体力が心配な方、受験生がいる場合です。予防接種できる人が免疫をつけることで、家族を感染症から守る防波堤になれますよ、と。万が一、家族が感染した時にはうつる心配なく看病できます。病原菌は弱った体につけこむので、元気を保つ三種の神器である睡眠、食事、運動も大切に、の一言も添えますが。
 インフルエンザは11月~5月くらいに流行し、ピークは1,2月、予防接種の有効期間は接種2週間後から5か月程度です。もし受験が2月なら、早めに打って受験前も予防するのが賢いと思います。
 
 そうそう、NHKの放送以降番組の話題も多く「百会(ひゃくえ)にはりって大丈夫?」『大脳には刺さりません』、「お灸は熱くないの?」『いつもしていますが、熱そうではないですよ』、漢方薬や呼吸などなどお喋りも楽しいです(笑)
 空の青さを科学的に説明する以前から空は青いように、科学で説明できるできないに関わらずはりきゅう(鍼灸)は効果があると思います。早く科学が追いついて!って気持ちです(笑)
 今年はインフルエンザになりたくない方、はりきゅう(鍼灸)がお役に立てると思います。お体のことで気になることがありましたら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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