風が強いですね。三嶋大社の桜が満開で美しく、感動でわぁと開けた口に春一番の砂ぼこりが入って切なかったです(笑)
　でも鼻のワセリンはテッシュで軽くぬぐっていたので、そこに砂はつかずにすんで一安心。そういえばガッテンでも花粉症にワセリンがいいと言っていたそうですが、ワセリンってホント優秀です。

 

　花粉、肌荒れなどなど、ワセリンは安いうえにお肌に負担をかけないので皆さんに勧めている身ですが、イギリスなどの各家庭にあるのが普通とは初耳でした。アメリカではポピュラーなようですが。エビデンスもあるし、そもそも塗り薬はだいたいワセリン、口内炎も皮膚炎もワセリンに薬剤を混ぜたものだし、ニ〇アやメ〇ソレータムやハンドクリーム類の成分がほぼワセリンなのも安全だからこそです。
　そういえばつい先日、可愛い缶に惹かれて買った「ハトムギ配合ハンドクリーム」で肌荒れしました。ワセリンだけなら大丈夫なのですが、たとえ良かれと思うものでもかえって肌が荒れてしまうという悲しさ。いいんです、ワセリンは可愛くないけど安いうえに安心、安全なのです！(笑)
　脂漏性湿疹、汗疱、謎の皮膚炎など経験しましたが、どんな時でもワセリンは大丈夫でした。体に関することは人によってそれぞれ、科学的な確率が高い物から試すのが賢いのですが、薬がいつでも効くとは限りません。謎の皮膚炎が何年も続いた時は、治らないのは薬の塗り方が悪いから、栄養が偏っているから、果ては「水虫のはずなのに白癬菌(水虫の原因菌)が見つからないのはおかしい」とまで言われました。結局それらの元は、塗り薬の成分にかぶれたのをこじらせたようでした。
　ワセリンなら誰にでも何にでも効く、と言いたい訳ではありません。そもそもワセリンには精製度が低い黄色ワセリン、精製度の高い白色ワセリンがあります。通常は黄色ワセリンで十分、安くて最高です。でも、お肌が弱いとか困った時は、白色ワセリンが超お勧めです。薬局でも目立たない地味なワセリンですが、精製度が違うなど意外と種類があります。おきらく極楽のテーブルにも、何種類か載っているのでお馴染みかもしれませんが。

 

　スギ花粉もあと少しの辛抱(だといいの)ですが、ヒノキやブタクサなど年中花粉に困る方も多いです。ガッテンでは、鼻の入り口からほんのちょっと中にワセリンを塗る方法を紹介していました。辛い症状が出なければいいという方、症状がでる意味を考える方、症状が出ない体に変えたい方まで色々ですが、ちなみに私は取り合えず症状を薬で無理やり抑えつつ、薬いらずを目指す派です(笑)
　病気のことから健康を維持まで、お体のことで気になることがありましたらお近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。