いい歯で美味しく－歯と体－

2019年11月12日（火）6:21 AM

　朝晩の冷え込みが強くなってきました。暦上は立冬、寒いはずです。寒暖差が大き過ぎて体が付いて行けない感じがします。静岡県では既にインフルエンザの流行が始まっています。体を冷やさないようにお気を付けください。

硬いけど美味しいよ

　ところで、少し過ぎてしまいましたが、11月8日はいい歯の日でした。おきらくは年に数回歯科医院で歯のクリーニングをして貰っています。10月末にも行って来ました。おかげで今のところ義歯は使わなくて済んでいます。おきらくの親爺は歯が悪かったので、晩年食べられるものの幅が随分少なくなり悲しんでおりました。なのでおきらくは何とか20本は自前の歯を残したいと思っています。

　歯が悪くなると認知症の発症リスクや転倒リスクが高くなることもあるようです。入れ歯を含めて歯が20本あるないで認知症リスクが1.9倍、転倒リスクが2.5倍の違いはあまりにも大きい気がします。また、歯周病と狭心症、心筋梗塞、脳梗塞との関係もあるそうです。
　何より、歯が悪くなって食が細くなったり、偏りが大きくなってしまうと栄養状態が悪くなり、体全体の不調につながります。
　また以前紹介したように、歯は体の使い方にも大きく影響しています。大事にしたいものです。
　そのためには定期的な歯のクリーニングと良い歯磨き習慣が大切です。ちなみにここ三島市では特定の年齢の方は500円で歯周病健診が受けられるなどの予防対策を実施しているそうなので、対象の方は是非受診されると良いと思います。

　歯は定期的にメンテナンスしている、毎日丁寧に磨いてもいるのに歯が痛む。歯科で筋肉や神経など歯以外が原因と診断を受けた場合は、色々とお手伝いさせて頂けることもあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

　ちなみに、これはおきらくの勝手な想像ですが、以前紹介したペンフィールド博士のホムンクルスを見ると口が非常に大きな面積を占めているのが分かります。勿論ヒトは言葉を話すので口が大きいのでしょうが、それ以前に食べるという事が生きる根本だからだと思います。歯が悪くなって硬いものが食べられなくなり、口を大きくしっかり動かすことが少なくなると、この大きな面積を占める脳領域は廃用萎縮してしまうのでしょうか？ちょっと怖いです。
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