キノコの味

キノコの味

2018年11月13日(火)6:11 AM
 松茸が豊作だとか。不作だった去年を思えば、好きな方には嬉しい年ですね。
 昭和の初め頃に生まれた方からは「昔は山にゴロゴロあって、別段に貴重とは思わなかった」と聞くことがありますが、今では山のダイヤ。私などは恐れ多くて口にできません(笑)
 

これ食べられるキノコ?

 自分でも好奇心旺盛な方だと思う私のこと、知らない食材はまず食べてみたいのです。もちろん松茸もいただきました。数回しかない経験ですが、残念ながら美味しさは分かりませんでした。お出汁の味と、スダチの上品な香りと味は印象的だったのですが(笑)
 もしかしたら、最高級のものを最高級の料理で仕上げたものなら美味しく感じるのかもしれません。でも、味覚は文化というか学習の占める割合も大きいと思うので、松茸の香りを代えがたい良い香りに感じるためには、ある程度の回数をいただくか、山の香りを学習する必要があるのかもしれません。
 ところで最近、山で採れるキノコがとても美味しいと聞きました。スーパーなどで手に入る、シメジやマイタケなど目じゃないと(笑) 確かに同じ形をしていていも、太陽の光を浴びたり過酷な環境で育つものと、工場で計画的に外敵から守られて生産されるものとでは、生きるために必要なことが違いそうです。そういうことを、味として感じとるのかもしれません。
 栄養成分表というものがありますが、最初に発行されてから中身は7回訂正されています。野菜のビタミン含有量など、昔と比べると違うことが分かります。いつでもどこでもお野菜が豊富なのは、昔に比べてとても恵まれています。でも、安定して大量に良い形のお野菜を生産するために、犠牲になったものもあると思います。山で採れた自然のシメジやマイタケがスーパーより美味しいのは、そういうことだと思います。
 
 自然の恵みを目一杯いただくことができないのは少し残念ですが、代わりに食材を手に入れられる安心感があります。食べるという、一見単純で当たり前のことの中にも、色々考えさせられることがあります。
 健康に直結していることなので、自然の中で育ったたくましい食材とかをいただきたいところですが、周りにそういうものがありません(本当は懐具合の問題大なのですが(笑) でも、食材より大切なのは美味しくいただくことと、自分や食材に丁寧に対峙することだと思うので、食べると決めたら楽しく食べる、これに限るのではないでしょうか?そしていつか、野生のキノコのように旨味たっぷりのいい味がでる人になれたらいいなと妄想?しています(笑)
 理想の自分になるために、まずは自分の養生です。私は最低でも月に1回、はりきゅう(鍼灸)で体を整えています。健康を保つことから不調の改善まで、はりきゅう(鍼灸)がお役に立てることは多々あります。お体のことで気になることがありましたら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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