久し振りにギックリ?
久し振りにギックリ?
2017年03月14日(火)6:15 AM
先日、鎌倉の田谷の洞窟を見学しました。修行のための洞窟で、壁に仏像や梵字などが彫られています。昔の修行僧は蝋燭の薄暗い光のもと、たがねと金槌だけでこれらを彫ったのかと思うと、その修行に掛ける執念に感嘆しました。
社務所で手渡された細い蝋燭に、洞窟の入口で火を移したら洞窟拝観の始まりです。一応ところどころに照明はありますが、薄暗いところや照明が届かないところが随所にあり、細い蝋燭の揺らめく炎が頼りです。慌てて早く動くと消えてしまうので、静かに静かに動かなくてはなりません。
生来臆病者のおきらくは、こういうところではお尻の穴の力が抜けてしまいます。どうして、人の体というのは、緩めたいときには緩まず、緩んで欲しくないときには緩んでしまうんでしょう。
実は二週間前、久し振りにギックリ腰寸前の酷い腰痛になってしまいました。何か特別重いものをもったとかそういうわけではありません。思い当たることと言えば、流し台の下のホースが外れて床が水浸しになった時のこと。十分な足場を確保できない状態で流し台を持ち上げたら、思った以上に軽く、スッと上がってしまいバランスを崩してしまいました。その時は何ともなかったのですが、その後段々と痛みが出てきて、1時間ほど経った頃には立っているのもつらいほどになってしまいました。背中の下の方から腰に掛けてカチカチで、下手に動こうとするとギクッという痛みが走ります。
でも、そのまま横になってしまうと動けなくなってしまうので、痛む腰から遠いところを動かします。足首を少しずつ動かしていると、徐々に動かすのが楽になり、大きく動かせるようになります。そうしたら、次は膝、次は股関節、最後は腰というように動かして、痛みはあるけれど、ソコソコ動けるレベルまで回復するのに10分程度で済みました。
社務所で手渡された細い蝋燭に、洞窟の入口で火を移したら洞窟拝観の始まりです。一応ところどころに照明はありますが、薄暗いところや照明が届かないところが随所にあり、細い蝋燭の揺らめく炎が頼りです。慌てて早く動くと消えてしまうので、静かに静かに動かなくてはなりません。
生来臆病者のおきらくは、こういうところではお尻の穴の力が抜けてしまいます。どうして、人の体というのは、緩めたいときには緩まず、緩んで欲しくないときには緩んでしまうんでしょう。
実は二週間前、久し振りにギックリ腰寸前の酷い腰痛になってしまいました。何か特別重いものをもったとかそういうわけではありません。思い当たることと言えば、流し台の下のホースが外れて床が水浸しになった時のこと。十分な足場を確保できない状態で流し台を持ち上げたら、思った以上に軽く、スッと上がってしまいバランスを崩してしまいました。その時は何ともなかったのですが、その後段々と痛みが出てきて、1時間ほど経った頃には立っているのもつらいほどになってしまいました。背中の下の方から腰に掛けてカチカチで、下手に動こうとするとギクッという痛みが走ります。
でも、そのまま横になってしまうと動けなくなってしまうので、痛む腰から遠いところを動かします。足首を少しずつ動かしていると、徐々に動かすのが楽になり、大きく動かせるようになります。そうしたら、次は膝、次は股関節、最後は腰というように動かして、痛みはあるけれど、ソコソコ動けるレベルまで回復するのに10分程度で済みました。
腰痛の原因は医学的には色々ありますが、実はこれらの原因がはっきりしている腰痛はそれほど多くはなくて、殆どは原因がはっきりしていない(検査では見つからない)ものです。
東洋医学はもともと、骨や筋肉など体の部品だけに原因を探すのではなく、偏りや滞りを改善し、全体のバランスを整えようとするので、現代の検査で分からない痛みでも対処方法を持っています。
毎日の生活習慣での歪みや、ストレスで、筋肉の凝りは蓄積し、固まり、体の冷えも強くなっていきます。そしてある時、ダムが決壊するように、元気な時なら何でもないような小さな刺激ですら、ギックリ腰のような強い症状が出ます。
東洋医学はもともと、骨や筋肉など体の部品だけに原因を探すのではなく、偏りや滞りを改善し、全体のバランスを整えようとするので、現代の検査で分からない痛みでも対処方法を持っています。
毎日の生活習慣での歪みや、ストレスで、筋肉の凝りは蓄積し、固まり、体の冷えも強くなっていきます。そしてある時、ダムが決壊するように、元気な時なら何でもないような小さな刺激ですら、ギックリ腰のような強い症状が出ます。
改善には、十分に休息し、美味しく食事を頂き、適度に運動するのが一番です。とはいえ、ツライ痛みを早く改善したい場合は、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることは沢山あります。おきらくにお問い合わせください。
あ、そうそう。前から知ってはいましたが、今回身をもって再確認したことが一つありました。
低いところのものを取る時、両足を平行にしてしゃがむとどんなに注意しても腰が曲がって痛みがでますが、片足を半歩前に踏み出して、前後に広げると腰が曲がりにくく、痛みが出にくいです。是非お試しあれ。
低いところのものを取る時、両足を平行にしてしゃがむとどんなに注意しても腰が曲がって痛みがでますが、片足を半歩前に踏み出して、前後に広げると腰が曲がりにくく、痛みが出にくいです。是非お試しあれ。
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Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
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Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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