これって筋肉の痛み?それとも神経の痛み?
これって筋肉の痛み?それとも神経の痛み?
2014年12月30日(火)7:59 AM
2014年もいよいよあと2日となりました。もう年末の大掃除はお済みですか?大掃除で久し振りに体を動かして腕・肩・背中などが筋肉痛になってませんか?
おきらく極楽は明日の大晦日に大掃除をしてこの1年間を終了します。
新年は1月3日からスタートします。来年もよろしくお願いいたします。
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さて、今年最後の話題ははりきゅう(鍼灸)治療院で1番多い『痛み』の予防についてです。いわゆる『筋肉痛』は自然に治るので、ここでは触れません。
『痛み』には色々あります。多いのは肩こりや首の痛みや腰痛などの筋肉系の痛みと、神経の痛みです。どちらも痛みという言葉は同じだし、坐骨神経痛のように筋肉(この場合お尻や太股の裏)と神経の両方の痛みが出るものもあります。
筋肉系の場合は、筋肉への急激な負荷や長時間・高頻度の負荷による炎症が繰り返し、筋肉が硬くなり、血行が滞る事が主な原因です。痛い場所が指で示せる、押すと痛い、その筋肉を使うと痛い、ズキン・ズキズキと痛いなどの特徴があります。
神経の場合は、ビリビリ・ジンジン・チクチクといった電気が走るような、痺れるような痛みが多いです。皮1枚、余分にあるような感覚の鈍さの場合もあります。以前のブログ『飲んで飲まれて神経麻痺』で書いたように、一定時間の圧迫が原因で虚血(血行が悪くなった状態)が続いた時に起きます。
どちらの痛みもそのうち治まるかも、と消炎・鎮痛テープなどを貼って放置しておくと、痛みのスパイラルにはまる事があるので要注意です。
筋肉や神経に何らかの原因で炎症が起き、脳が『痛い』と感じると運動系の神経が筋肉を収縮させ、交感神経が血管を収縮させます。これによる血行不良が、更に酸素不足や栄養不足を引き起こて新たな『痛み』を生むという、負のスパイラルになってしまうのです。
神経は筋肉と違い、修復に時間が掛かるので、早く治療を始めましょう。
『痛み』には色々あります。多いのは肩こりや首の痛みや腰痛などの筋肉系の痛みと、神経の痛みです。どちらも痛みという言葉は同じだし、坐骨神経痛のように筋肉(この場合お尻や太股の裏)と神経の両方の痛みが出るものもあります。
筋肉系の場合は、筋肉への急激な負荷や長時間・高頻度の負荷による炎症が繰り返し、筋肉が硬くなり、血行が滞る事が主な原因です。痛い場所が指で示せる、押すと痛い、その筋肉を使うと痛い、ズキン・ズキズキと痛いなどの特徴があります。
神経の場合は、ビリビリ・ジンジン・チクチクといった電気が走るような、痺れるような痛みが多いです。皮1枚、余分にあるような感覚の鈍さの場合もあります。以前のブログ『飲んで飲まれて神経麻痺』で書いたように、一定時間の圧迫が原因で虚血(血行が悪くなった状態)が続いた時に起きます。
どちらの痛みもそのうち治まるかも、と消炎・鎮痛テープなどを貼って放置しておくと、痛みのスパイラルにはまる事があるので要注意です。
筋肉や神経に何らかの原因で炎症が起き、脳が『痛い』と感じると運動系の神経が筋肉を収縮させ、交感神経が血管を収縮させます。これによる血行不良が、更に酸素不足や栄養不足を引き起こて新たな『痛み』を生むという、負のスパイラルになってしまうのです。
神経は筋肉と違い、修復に時間が掛かるので、早く治療を始めましょう。
子供の頃に『痛いの痛いの飛んでけ~』ってやって貰った事があると思います。手当ての原型ですね。手当ての鎮痛作用に関しては色々な説があるのですが、さする事で患部の血行が良くなり、筋肉や神経の損傷が速く回復するのではないかと思います。
東洋医学では不栄則痛と言って、細胞に栄養が行き渡らないと痛くなると考えますが、筋肉にしろ神経にしろ血行不良は不調の原因になるので、血行を良くする生活習慣を継続し、少々の不調はセルフケアで治してほしいものです。
痛みを予防するためのセルフケア
- 正しい姿勢をする
横座りや足組みを避けて正しい姿勢をキープすると、筋肉の負担を少なくできます。
頭はてっぺんから糸で吊るされている感じでうなだれもせず反らしすぎもせず、肩は自然に下げ、肩甲骨を少し寄せるような感じで胸を広げます。 - 同じ姿勢を続けない
最低でも1時間に1回程度は、立ち上がったり少し歩いて筋肉が硬くなるのを防ぎましょう。
電話やテレビ、ゲームの時は熱中するので、意識して姿勢を変えましょう。 - 軽い運動
特にふくらはぎがシッカリ動くウォーキングは、全身の血行が改善されるのでお勧めです。 - 冷えを防ぐ
冷えは足元から来ます。おきらく極楽お勧めは、足首ウォーマーです。温めポイントは幾つかありますが(首・手首・足首など)、足首を優先してください。 - 食事を工夫する
末梢神経の傷を修復する時に必要なビタミンB12(蓮根など)や、血管を丈夫に保つビタミンC,E(小松菜など)を多く含むものを食事に取り入れましょう。蓮根と小松菜を使った美味しい料理も一杯ありますよ。
痛みにはこれ以外に内臓の痛み、心因性疼痛、がん性疼痛などがあるので、いずれまたの機会に。
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Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
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Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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