2019年10月15日(火)6:00 AM
料理の前は綺麗に手洗い
10月15日が
世界手洗いの日だったなんて全く知りませんでした。そろそろインフルエンザやノロの季節になります。感染を予防するには手洗いがとても大切です。シーズン前から手洗いを習慣化したいものです。
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お家の中に感染者がいるのでない限り、ウイルスや細菌などの病原体は外からやってきます。外からと言っても、病原体が扉が開けられるのをヒッソリと狙っているわけではありません。多くの場合、病原体は手にくっ付いて家の中に入って来ます。
というのも、どこかに出かけて全く何にも手を触れずに帰ってくるということはほぼありません。電車の切符を買えば自動販売機に触りますし、バスに乗れば手摺やアームレストに手を触れます。スーパーに行けば買い物籠や商品を持つでしょう。それらはどれも感染した人が触ったものかもしれません。あるいはマスクを忘れたままのくしゃみが掛かったものかもしれません。
そして外出先で色々なものに触った手で、家の中のものを触ればそれで家の中が感染源になってしまいます。なので、外から帰って来たら、まず手洗いです。玄関に消毒薬を置いておくのも良いと思います。
そもそも、手洗いの重要性に気が付いたのは、随分昔の人です。
昨年生誕200年を迎えたハンガリー産科医の
イグナーツ・ゼンメルワイスがその人です。もっと有名なパスツールが細菌の存在を証明するよりも数十年も前に手の消毒を主張した人です。
当時の医師は手の消毒なしで産婦の処置をしていたため、死亡率が非常に高かったのを、徹底的な手指消毒を義務付けることで産婦死亡率をほぼゼロに引き下げました。
さて、その手洗いですが、蛇口の下で掌だけすり合わせて終わりにしてはいないでしょうか?こうした洗い方だと、手の甲、指先、指の間、親指、手首に
洗い残しができてしまいます。この資料にも手洗いの仕方がありますが、
おきらく極楽で使っている手指消毒用石鹸のメーカーさんが
詳しく説明してくれています。手のひら、手の甲、指の間、親指、指先、手首をシッカリ洗いましょう。手洗いポスターのダウンロードもできるので、流しや洗面台に貼っておくと良いかもしれません。
面倒くさそうですか?慣れればそんなでもないです。鍼灸師は治療の直前に必ず手洗いしますが、ほんの数十秒で終わります。
手洗いの仕上げはペーパータオルを使って下さいね。
外から病原体を持ち込まないのは凄く大事。でも、感染しそうな所に行っても全然へっちゃらな人も沢山います。最後の頼みはやはり何と言っても自分が持っている体力です。
体力には自信ないなぁという方は、色々とお手伝いさせて頂けることもあると思いますので、是非お近くの
はりきゅう(鍼灸)院に
おきらくにお問い合わせください。
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