2020年04月14日(火)5:26 AM
おきらくが小さい頃、親爺がしょっちゅう手首をクネクネさせているのを見て、何をしてるのか聞くと、「昔無線通信の仕事してた時に覚えたモールス信号や。癖になっててな。」と言ってました。今考えると、あんなに動かしてよく腱鞘炎にならなかったもんだと思います。
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4月14日はSOSの日(タイタニック号の日)。イギリスの豪華客船が氷山と衝突し、モールス信号でSOSを発しながら沈没した日だそうです。でも世界初のSOSはタイタニック号ではなかったようです。
因みにモールス信号は短音と長音の組み合わせで文字を表現します。SOSなら「・・・ ― ― ― ・・・(トントントン ツーツーツー トントントン)」です。5G(第5世代移動通信システム)のサービスが開始された現在からは想像もつかない程、通信量は少なかったでしょう。でもこのたったの9音で救われた命も多いでしょう。技術が発達することで多くの命が救われているんだなと心底そう思います。
それはともかく体のどの部分もそうですが、使い過ぎも使わな過ぎも続くと故障の原因になってしまいます。例えば
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)や
ばね指(弾発指)などがその例です。指を使う仕事のし過ぎでなることが多いですが、おきらくの愛娘は
ゲームのし過ぎでドケルバン病になりました。ファイナルファンタジー恐るべしです。
ゲームなら控えることができますが、仕事となればそうもいきません。となれば、丁寧にケアしながら少しずつ良くして行く方向です。
おきゅう(灸)をすればとても早く良くなりますが、お家で出来るケアも色々あります。
一番簡単なのは蒸しタオルを使う方法です。火傷しない程度に温めた蒸しタオルを痛い所に当て、冷たくなったらまた同じ事を繰り返します。5分程度繰り返せば血流が良くなり、硬くなっていた患部も柔らかくなるので、優しくストレッチします。
今日は使い過ぎたなと思ったら寝る前に蒸しタオルを試してみては如何でしょう。
でも早く治したいなら、お手伝いさせて頂ける事は色々あると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。
まだまだっ!!
これからこれから!!
ところで、2種類の記号である種のシンボル体系を作るものと言えばモールス信号以外に易があります。モールス信号が発明された1800年代半ばよりも遥かな昔。中国伝説上の王である伏羲(ふっき・ふくぎ)が紀元前3300年頃に編み出したとされています。易では陰陽2種類の記号を6つ組み合わせる事で64種類の卦(か)ができ、色々な事象を説明できます。とても美しくてシンプルな体系です。大先生は易を応用した鍼灸治療を提唱しています。おきらくはまだ卦の名前を覚えるのが精一杯です。
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