2020年04月07日(火)5:51 AM
ここ10年程医療ドラマが凄く多くなった気がします。おきらくの医療ドラマの一番古い記憶は米国ドラマのベン・ケーシー。ストーリーは何一つ覚えてませんが、オープニングの「♂♀✳†∞」が何だかとても意味ありげに思った記憶があります。
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日本の医療ドラマはどうかというと、何度も映像化された白い巨頭を初め、最近ではドクターX(大門未知子が所属する神原名医紹介所の看板猫がベンケーシー)、アンナチュラル、ブラックペアン等々とても多くて凄く面白いです。
長男誕生
長女・長男の出産に立ち会った経験があるからか、出産シーンではとても緊張してしまいます。最近ではコウノドリ。毎回毎回出産シーンでハラハラドキドキ、サクラ先生の「赤ちゃん出るよ~」「オギャーッ」でホッとします。
さて、
おきらく極楽のような
はりきゅう(鍼灸)院が出産に関わるケースは沢山あります。妊娠は何よりも
お母さん・
お父さんお
二人の体調を良くする事が基本なので、
ご夫婦でお見えになることが多いです。妊娠したら良い体調を維持するために鍼灸を継続。そして悪阻の時期には気持ち悪さの軽減。出産後はお母さんの体を普段の状態に早く戻したり、
母乳の出を良くするお手伝いなどなど。
赤ちゃんが無事に生れ落ちるまで、お母さんは喜びと期待の中で心配事も一杯あります。例えば逆子。ご存知の通り赤ちゃんのお尻側が下に回ってしまうことですが、出産を間近に突然逆子になってなかなか元に戻らない時、お母さんは大変焦ります。逆子での自然分娩は危険が伴うために帝王切開を進められますが、お母さんは出来れば自然分娩で産みたいと、鍼灸院に来られます。昔から逆子には鍼灸が効くとドクターから勧められる事も多いようです。
大先生の「積聚治療 気を動かし冷えを取る」(医道の日本社刊)には、「逆子はいわば胎児が苦しんで位置を変えたために起きることで、何か血液状態にわずかながら異常があることを意味している。(中略)逆子の修正には、膀胱経の至陰や三陰交の多壮灸がよく使われる。これは逆子が強い陰虚性であることを意味しており、至陰等の灸熱はそれを修正するものである。」とあります。体の中のどこかしらに強い冷えがあるのに対して灸は確かに良く効きます。勿論、灸の前に鍼で体調を整えておくのが大前提です。因みに、至陰と三陰交は足にあるツボです。
至陰は小指の爪の外側の生え際にあり、
三陰交は内くるぶしの一番高い所から膝方向に指4本分の位置にあります。
体に熱を起こす力を取り戻すという点では、逆子に限らずあらゆるケースで有効です。足が氷のように冷たい時でも至陰等のツボに灸をすると足がピンク色に染まる程温かくなることも良くあります。
分娩のお手伝いこそできませんが、出産という人生の大きな大きなイベントのお役に立てる事が沢山あって、一緒に喜んだり焦ったりです。医療ドラマのような派手なシーンはありませんが、とてもドラマチックです。
妊活中の方や逆子を治したい方、お手伝いさせて頂ける事は色々ありますので、是非お近くの
はりきゅう(鍼灸)院に
おきらくにお問い合わせください。
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おきらく)
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武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(
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おきらく極楽にて
鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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