2020年06月09日(火)6:17 AM
梅雨シーズンです。この時期は気温、湿度、気圧がコロコロ変わるので、体調を整えるのが大変です。いわゆる気象病になりやすいのはこんな季節です。
折りたたむ
体は元々体内環境を一定の範囲に保つ機能を持っています。けれども頻繁に気象が変化すると、その機能が追い付かなくなってきます。古傷が痛んだり、やる気が出なかったり、手足が冷えたり、肩こりが酷くなったり、身体がだるくなったり、頭が痛くなったり、と色々な不調が起きがちです。
体が浮腫み血流が悪くなったりする事が原因になっている事も多いのではないかと思います。それを防止するには気象の変化に耐えられる体になるしかありません。
一番良いのはやはり地道に養生を続ける事だと思います。不調も怪我も寝ている間に体が頑張って治してくれます。毎日決まった時間に布団に入り良い睡眠を取りたいものです。体を治すための材料は食事です。旬の地元の食べ物を美味しく頂ければ最高です。出来ればお腹を空かせてから頂く。そして腹八分を忘れなければ体はきっと応えてくれると思います。更に適度に体を動かして血行を良くし、しっかり汗をかくことで浮腫みが解消できればもっと良いでしょう。
今は色々あるよ
食べるものを工夫するのも良いかもしれません。
おきらくは子供時代を大阪で過ごしました。今はどうか分かりませんが、昔、実家近くの商店街では、この時期になるとあちこちに夏の風物詩である「ひやしあめ」屋さんが出現しました。関西以外では知られてないかもしれませんが、暑気払いにはとても良い飲み物でした。爽やかな香りの生姜汁がたっぷりと入った、ほんのり甘い琥珀色の飲み物。半世紀も前の事なので、何を冷やすのも氷です。「ひやしあめ」が入っている今でいうドリンクサーバーには、15㎝四方はあろうかと思われる氷がプカプカ浮いており、「さぁ、貴方の火照った体をワタシが冷やして差し上げましょう」とさりげなくアピールしてました。
生姜には色々な効能がありますが、血流をよくし、発汗を促してくれるのがこの季節にはうってつけの食材だと思います。「ひやしあめ」はその生姜パワーを手軽に取り込めるとってもクールな飲み物だったと思います。
もうすぐやって来る夏を迎えて体調を整えたい方は、色々お手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。
因みに来たる6月15日は
生姜の日だそうです。この日を記念日登録した永谷園によると、生姜は奈良時代から
香辛料の神様に供えられてきたそうです。
折りたたむ
この記事に関連するブログ
足がパンパン
函南西瓜(スイカ)、熱中症とむくみ予防
この記事を書いた人
Koji Wakio(
おきらく)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(
極楽)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
予約ご希望のお客様はこちら
静岡県三島市大宮町2-16-19
055-943-5547(ゼロゴーゴー キューシテミルナラ ココヨンナ)
« 息切れには呼吸筋トレーニング | 暑い日の血圧は? »