おきらくは以前から新しい事にチャレンジするのが苦手で、緊張から下痢になったり、しぶり腹(テネスムス/裏急後重)になる事が多かったのです。
　しぶり腹というのは腹痛があって便意を感じるのに、便が出なかったり、出ても少しだけで何度も腹痛と便意を催す症状です。
　こういう状態になると何処にも出かけられず、とても困ってしまいます。なんとか出掛けても、出先でトイレ探しが大変。
　しぶり腹は便による刺激以外、主には直腸の炎症などで直腸が刺激される事で起こります。赤痢、一般的な大腸炎や潰瘍性大腸炎、大腸がんが原因の場合もあり、長引くようなら検査が必要です。
　　ちなみに、お腹の調子を整えるのにははりが良いのですが、きゅうもとってもよく効きます。

 

　おきらくの一番新しいしぶり腹はおよそ5年前の事です。ある所に出かける前にほぼ毎回お腹が痛くなり、出そうな気がしてトイレに行っても出ない、を繰り返してました。その度にお臍の下、指4本分下にあるツボ(関元)に強めのカップ灸を何度も繰り返した所痛みが消えました。
　おきらくのしぶり腹は明らかにメンタル面が原因で生じたものですが、はりきゅうはその様な症状にも良く効きます。
　手近に艾がない時は、使い捨てカイロが役に立ちます。使い捨てカイロを使う場合に気を付けたいのは、貼りっぱなしにして低温火傷にならないようにしたいという事です。

 

　日中はとても暑い日もありますが、最低気温との気温差が10℃程の日も結構あります。出来るだけ体を冷やさないようにしたいものです。
　冷えが強くて困るという方は、色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
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