2021年06月22日(火)5:56 AM
暑くてムシムシした日が続きますね。既に
30℃を超える真夏日も何度かありました。気圧も不安定な感じです。
こんな時、頭痛、めまい、難聴、耳鳴り、古傷の痛み等が増えるような気がしませんか?
気象の変化に伴って、自律神経失調のような症状を示す病気は気象病と呼ばれています。
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湿度、気温、気圧、風等の外部要因は結構体に大きな影響を与えます。中でも気圧の影響は大きいように思います。
耳の奥の内耳はリンパ液で満たされた場所で、ここには気圧を感知するセンサーがあります。この気圧センサーが気圧変化に過剰に反応し、自律神経のバランスが乱れて様々な症状を引き起こす原因になるようです。
気象病が出るタイミングは人に依って様々です。ある人は気圧が下がる前に出るので、雨の降る事が予想できます。また別の人は気圧が上がる時に出たりします。自分のパターンを知っておけば対策も立てやすいので、気象病日記を付けて見るのが良いと思います。その時の気象を知るには、気象庁の
過去の気象データ検索が役に立ちます。
内耳の血行が悪く、内耳が浮腫むと気象病が出やすくなるようなので、内耳の血行を良くしたいものです。
耳たぶの後ろに大きな骨の出っ張りがあります。その出っ張りと耳たぶの間に大きな窪みがあります。そこには翳風(えいふう)というツボがあります。そこを気持ち良い程度の圧で指圧すると良いと思います。またレンジでチンした蒸しタオルをここに当てても良いでしょう。
雨も好きだよ!!
何よりも天気に影響を受けない体になりたいものです。そのためには、質の良い睡眠、旬のものを腹八分頂き、程良く体を動かす。やはり養生が大切なので、日頃の生活習慣を見直したいと思います。
気を付けているつもりなのに、気象病が出るという方は、色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
ところで、6月26日は露天風呂の日だそうです。
おきらく極楽から車で20分程南に行った所、田方郡函南町畑毛、伊豆の国市奈古谷にぬる湯の名湯があります。露天風呂もあります。どちらの温泉も良いですが、おきらくは畑毛の方のが好きです。
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