氷食症の定義はあまりはっきりしたものはなく、1日に製氷皿1皿以上の氷を食べてしまう時は疑いありです。易疲労感（疲れやすい）、頭痛、息切れ等の症状があれば貧血という事も考えられます。氷食症は鉄欠乏性貧血患者に高確率で見られる症状なのだそうです。
　なぜ鉄欠乏性貧血で氷食症が現れるのでしょうか。強い精神的ストレスがある場合だという説や、貧血に伴う口腔内の炎症を抑えようとするためだという説などありますが、原因ははっきりしていません。

 

　いずれにしても氷をバリバリ食べていると、胃腸が冷えて下痢をしたり、噛む筋肉の使い過ぎで顎関節症になったりする可能性があるので、早めに治したいものです。
　女性は月経や妊娠で鉄を失いやすいので、積極的に鉄分を補給する工夫が必要です。
　鉄を多く含む食材はレバー、赤身のお肉、お魚です。動物性の食材が苦手なら、大豆、小豆、ほうれん草、ひじきなどでも補給できます。ただ、植物に含まれている鉄は吸収しにくいので、吸収率を上げるためにビタミンCを一緒に取ることをお勧めします。
　ちなみに、鉄は食材以外でも鉄製の鍋やフライパンを使うことでも摂取できます。あるいは調理する時に鉄卵や鉄茄子とかを入れるというのも手です。

 

　精神的なストレスに関しては、ストレスの源を無くすのは難しいでしょうから、ストレスを避けるか、或いはストレスに耐えられる体になりたいものです。
　ストレスに弱いという方。はりきゅう(鍼灸)が効く事が多いです。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
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