お腹が…過敏性腸症候群
お腹が…過敏性腸症候群
2018年07月17日(火)6:28 AM
おきらくは冷たいものを飲食してお腹を下したことは殆どないのですが、打たれ弱いのでストレスからお腹を下すことはありました。お勤め時代の30台後半、新プロジェクトの立ち上げ時のこと。休みの日は良いのですが、出勤日は大岡の自宅からバスに乗り沼津駅に着くと先ずトイレ。上り電車に乗って三島辺りからジリジリし始め、結局熱海で途中下車してまたトイレ。遅刻しそうなら、こだまに乗車して化粧室に籠城。調査・企画・審査を経て承認を得るまではずっとこんな調子でした。
結局受診しなかったので確かではありませんが、この後に出て来る判定条件にピッタリなので、今から思えばあれは過敏性腸症候群だったのかもしれません。
過敏性腸症候群、英語では”Irritable Bowel Syndrome”(以下IBS)と言います。”irritable”は「怒りっぽいとか、腹を立てやすい、短気な」という意味ですが、医学的には「過敏な、易刺激的な、興奮性の、炎症性の」という意味になります。刺激を受けやすいので過敏に興奮して炎症を起こしてしまうということでしょう。
大腸には腫瘍や炎症などの病気がないのに、腹痛、下痢・便秘が続くのがIBSの症状で、およそ10%の人がこの病気と言われています。
IBSになる原因は分かっていません。細菌やウイルスに感染して腸炎を起こした時、回復後にIBSになりやすくなります。そしてストレスによって不安状態になると、腸の収縮運動が激しくなり、痛みを感じやすい知覚過敏状態になります。
以下のいずれかに当たる時はIBSの可能性があるので受診をお勧めします。
- 最近3ヵ月の間に、月に3日以上にわたってお腹の痛みや不快感が繰り返し起こり、
-
下記のうち2項目以上の特徴を示す
1)排便によって症状がやわらぐ
2)症状とともに排便の回数が変わる(増えたり減ったりする)
3)症状とともに便の形状(外観)が変わる(柔らかくなったり硬くなったりする)
治療は第一優先が生活習慣の改善です。まずはストレスを溜めない。バランスの良い食事を腹八分で。睡眠、休養を十分にとる。そして適度な運動。つまり養生三原則です。
生活習慣の改善では効果がでない場合は、色々な薬物療法を始めることになります。
でも出来るなら体が本来持っている治る力で良くしたいものです。
下がってしまった治る力を取り戻すならお近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることがたくさんあります。おきらくにお問い合わせください。
ちなみに、おきらくのお腹は新プロジェクトが順調に走り出したら途端に調子良くなりました。やっぱりストレスの影響は大きかったようです。
生活習慣の改善では効果がでない場合は、色々な薬物療法を始めることになります。
でも出来るなら体が本来持っている治る力で良くしたいものです。
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Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
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おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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