2020年09月08日(火)5:47 AM
ザザーって聞こえる
人口の1割以上、65歳以上では3割以上が経験するという耳鳴り。殆ど気にされていない方、静かになった時にだけ気になる方、ずっと気になる方と症状は様々です。
耳鳴りは本人にしか聞こえない自覚的耳鳴(じめい)と、外部から聞くことが可能な他覚的耳鳴に分類されていますが、殆どのケースが自覚的なものです。
日本耳鼻咽喉科学会によると「自覚的耳鳴の原因はいまだに不明で、(略)慢性化した耳鳴りには(略)確実に耳鳴を軽減させることは難しいとされてい」るそうです。
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原因不明というのは、耳鳴りを引き起こす病気は色々あるが、耳鳴りという現象が起きるメカニズムは未だに論争中という意味だと思います。耳鳴りの原因となる病気には聴神経腫瘍・脳腫瘍・メニエール病・高血圧・各種難聴・ストレス等色々あります。たかが耳鳴りと思わないで、受診してそういう病気が無い事を先ずは確認しましょう。
上記学会では漢方や鍼灸でも軽減は難しいとしていますが、原因が不明でも、東洋医学では体質や体調を改善し、根本から不調を整えて行く事が可能です。本来、体は自分自身を治す力を持っていますが、過労・ストレス・怪我・栄養不足・睡眠不足・運動不足等によってその力が落ちてしまっている事が多く、体は冷え色々な不調が現れます。
おきらく極楽ではお腹、手首、背中等に
はりきゅう(鍼灸)をする事で
治る力を回復するよう促します。すると強張っていた体がゆるみ血流が良くなって、冷えが解消され体は温かくなります。そして耳鳴りをはじめ様々な不調は徐々に改善して行きます。
更に、補助的にお家でやって頂くセルフケアとして
首の体操や耳周辺のツボ押し等を提案させて頂きます。
ここを押すと気持ち良いよ
ここでは耳周辺のツボをご紹介します。左の写真をご覧下さい(クリックすると大きくなります)。
耳門、聴宮、聴会という昔から耳のトラブル解消に良く使われるツボです。耳珠(じじゅ:耳の穴の前のでっぱり)の直ぐ前の聴宮というツボに耳と同じ側の手の中指を当てると、揃えた人差し指と薬指が良い具合に他の2つのツボに当たります。気持ち良い程度の圧を掛けてじわーっと押したり、ゆっくり揉んであげると耳周辺の血流が良くなります。場合に依ってはその場でうるさい音が小さくなる事もあります。直ぐに効果が感じられない場合でも、徐々に良くなる事が多いので継続してみましょう。
どのような病の場合でも十分に睡眠を取り、美味しく旬のものを頂き、程よく体を動かすのが養生の基本です。養生して、体質や体調の改善を目指すなら色々お手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くの
はりきゅう(鍼灸)院に
おきらくにお問い合わせください。
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おきらく)
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武術の稽古と豚カツが大好きです。
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