フニャフニャスルリと養生しませんか？

2025年02月18日（火）6:13 AM

　歳を重ねて出来なくなる事なんて一杯あります。例えば40歳台の頃はヒンズースクワット200回程出来ましたが、今はスロースクワットでも30回程度が限界です。夜中にトイレに起きないで朝まで眠る事も出来ません。血圧も高くなって来ました。ご飯も沢山は食べられなくなりました。

折りたたむ

　また、2025年には65歳以上の2割は認知症と言われていて、自分は大丈夫だろうかと、先々の不安は尽きません
　2022年の平均寿命と健康寿命の差が男性が8.49歳、女性が11.63歳という数字を見ると、そんなに長く不健康な生活を続けるくらいなら、健康寿命が尽きたらコロリと逝きたいなとも思います。

　寝たきりになったらどうしよう、認知症になったらどうしよう、人の世話にはなりたくないなぁ、など色々な事が気になったりします。それを繰り返すと段々気が重くなり、鬱々としてきます。これではストレスが溜まる一方です。何よりもストレスは病気の元です。

　前回紹介した「100歳は世界をどう見ているのか」(まだ読書中)には、『自分はそうなりたくないと思っていても、100歳を迎える可能性はどんどん高くなっています。(中略)では「ピンピン」していることだけが幸せなのでしょうか？注目しなくてはならないのは、「ピンピン」していない100歳の人たちが幸せかどうか、ということです。せっかく長生きしたのに日々の生活で幸せを感じられなければ、それはとても残念なことです。』とあります。
　およそ300人の100歳以上の人に面接を実施したところ、100歳以下の人の幸福感とそれ程変わらなかったそうです。そればかりか、自立が難しい人のデータを取り出すと、むしろ100歳を超える人の幸福感の方が高いという結果になりました。

　出来なくなった事は諦めて、フニャフニャと養生を続け、お気楽にスルリと極楽を目指すのもありだと思いました。