画面と光と目の疲れ

画面と光と目の疲れ

2018年12月11日(火)5:25 AM
 ブルーライトと聞くと、横浜と続けたくなるのはおばちゃんだから?(笑) 一時の流行かと思いきや、ブルーライト対策グッズって多いんですね。
 光の中でも特に目に悪いと言われているブルーライト、それだけを軽減する眼鏡の効果はどれだけあるのでしょうか?そもそも、本当にブルーライトは目に悪いのでしょうか?
 
 今日現在、医学的な視点でブルーライトを語れる方はいないと思います。確実と言えるだけの検証が、出揃っていないからです。そのような中で、いいとか悪いとか表明することは勇気がいることだと思います。でも、大手企業が大々的に宣伝していると、自分の解釈が違うのではと不安になります。
 不安になったら最初に戻る、が私流(笑) パソコンなどはしたいけれど目に負担はかけたくない、というのが素直なところです。ブルーライトだけが悪影響かどうかも気になりますが、その前にもっと大切なことがありそうです。
 そもそも人の目は、光源を長く見るためのものではないと思います。可視光線の端っこである紫外線も赤外線も、目にダメージを及ぼすということでは一致しているので、まずはテレビやパソコンやスマートホンなどの画面を見続けないことが大切だと思います。
 百年前とは違う便利な時代は、時の検証を受けていない生活なので、その結果がどうなるのか誰にも分かりません。薬だって予防接種だって、昔と違って清潔が当たり前で運動不足の日本人に同じくらい有効か分かりません。かといって、何でも大丈夫?と疑ってばかりでは何もできません。確実に言えるのは、自分に必要なことを知るための方法は昔より圧倒的に多いということです。ただし、必要な知識を調べたくても、間違えた知識や嘘ではないけれど正確でもない知識も溢れているので、見抜くことが難しいと思います。

ギュッとね

 とりあえずパソコンやスマホなどは、長時間見続けず、時々肩や首を動かし、まばたきを意識的にする、という3点セットで目を守ってほしいと思います。具体的には15分に1回は目をぎゅっと閉じたり開けたりし、肩甲骨をゆっくりグルグル動かし、30分から1時間おきくらいに軽く歩く(飲み物とかトイレとかの名目でも)という感じです。
 更にパソコンの場合は、肩や肘そして首の姿勢に気をつけてほしいです。肩と肘は90度くらい、首は前のめりではなく両肩を結んだ位置にすっと立つ感じが体の負担が少ない姿勢です。悪い姿勢はこりのもとだし、首肩がこると目が疲れやすいし、何かを夢中で見ているとまばたきの回数は減ります。体の仕組みは全て、血液が正しく循環することで成り立っています。それを阻害する要因を除くのが、一番合理的です。それに加え、積極的に循環を良くするように軽く動くことが疲れを減らすので、かえって長く続けられると思います
 
 今、光を見ることができる目があるなら、できるだけ疲れ目にならないように心掛け、睡眠で回復し、翌日また目を使う。このようなサイクルで、死ぬまで見続けられる目を保ってほしいと思います。そうはいっても家事に仕事に諸々にと、日々疲れもこりもたまりがちになるのは仕方がありません。そんな時は、はりきゅう(鍼灸)がお役にたてると思います。
 はりきゅう(鍼灸)は不調の改善から健康保持まで、幅広く対応できる素晴らしい方法の1つだと思います。楽しく毎日を過ごすために、自分の知らない体の状態を知るために、もちろん不調を改善するためにもお役に立てることと思います。お体のことで気になることがありましたら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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