先週は大型台風が上陸しましたが、被災された方がたに心からお見舞い申し上げます。
　ここ三島市では三嶋大祭りは無事開催され、シャギリを間近で聴きながら治療していました。
　暦の上ではそろそろ処暑なので、少しは涼しくなることを期待しましたが、台風が去ってなお暑いです。

 

　こう暑いと汗で体中ベトベトになるので、お風呂で汗を流すのが気持ち良いです。
おきらくは週に1回は温泉に行くのですが、温泉の広い洗い場で汗を流すのはとても気持ち良いものです。そして自然派の石鹸。
　知り合いに手作り石鹸を作ってる方がおられ、新製品のサンプルを分けて頂くことがあります。余分な化学合成品を全く使っていない、良い油にこだわった昔風の石鹸です。でも今はこんな石鹸を知っている人は随分少なくなったことでしょうね。洗いあがりはスベスベモチモチです。

 

　おきらくが会社勤めしていた頃は、ボディソープなるものをナイロンタオルにたっぷり掛けて、泡だらけにしてゴシゴシと体を磨いていたものです。今ならそんな恐ろしいことは絶対にしませんが、当時はそれが途轍もなく気持ち良いと思っていたのです。しかも毎日。
　ボディソープで皮脂を取り去り、更に追い打ちをかけるように、ナイロンタオルで強く擦ると、ナイロンタオル黒皮症(摩擦黒皮症)とまではいかなくても、不快な皮膚症状が現れても不思議ではありません。皮膚は皮脂膜と呼ばれる脂肪の膜で覆われており、水分の蒸発を防ぎ、皮膚に水分を保つ働きがあります。この皮脂膜が取り除かれると、水分が蒸発し皮膚は乾燥してきます。皮膚は乾燥すれば痒くなるし、色々な皮膚疾患が誘発されます。
　おきらくはある時背中が痒くて仕方なくなり皮膚科に行ってステロイド剤を出されましたが、今改めて考えるとナイロンタオルが真犯人だったのかもしれません。
　体を洗う時はできれば掌、あるいは軟らかいタオル、スポンジなどを使うと良いと思います。

 

　ナイロンタオルが原因なら良くなるまでそれほど長くはかからないと思います。でもいつまでもお肌の調子が良くならない方は、治る力が落ちているかもしれませんね。色々とお手伝いさせて頂けることもあると思います。是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。