2020年05月19日(火)5:49 AM
来たる5月24日は菌活の日だそうです。
おきらく極楽界隈のMaxvaluに行けば必ず置いてあるブナピーの販売元が2013年5月24日に初めて「菌活」という言葉で菌類食をCMで発信したの事。そこのHPによると「菌」を訓読みすると「きのこ」なんだそうです。し、知らなかった(-_-;)
折りたたむ
きのこだってことは分かるけど・・・
菌活でいう「菌」は菌類といって、きのこ、カビ、酵母を指します。えっ、きのことカビが同類?って感じですが、菌類は動物・植物と並ぶ凄く多種多様な生物で有機物を分解することで自然の中の生命を循環させている大切な裏方さんです。なかでもカビの中の一種は国菌と呼ばれる程に大切な役割を果たしています。
細菌にも乳酸菌やビフィズス菌のようにヒトの役に立つ種類があるように、カビにも国菌と呼ばれる麹のようにヒトの役に立つ種類があります。麹などは味噌、醤油、日本酒、味醂、酢、焼酎、塩麴、麹甘酒と日本の食卓にはなくてはならない存在です。カビ、あなどりがたしです。
とは言え、ヒトの役に立つカビばかりではないのも事実です。これからやってくる梅雨シーズン。暖かくて湿り気が多いこのシーズンはカビにとっては絶好の繁殖チャンス。今年は新型コロナ対応で例年より換気をする頻度が多いでしょうから、カビにとっては若干向かい風かもしれません。とはいえ、体調が悪かったり、病気で体が弱っている時には、アレルギー(喘息、アトピーなど)・食中毒・感染症(肺真菌症など)などの原因となることがあります。
折角換気しても、部屋の中に一杯物が置かれていると、風の通り道が塞がれてしまうので、物の置き方を変えて見るのは如何でしょう。
部屋の風通しをするのと同じように人の体も風通しを良くする必要があります。そのためには何よりも体を良く動かす事が大事です。特別な事をしなくても、一工夫するだけで結構体を動かす事が出来ます。例えば、居間を歩く時だけは爪先立ちで歩く。或いは物の置き場所を変える時は、たとえ軽い物でも中腰ではなく、しっかりとしゃがみ込んで持ち上げるとか、そういった感じです。
どんなにお掃除しても家の中からカビを完全に追い出す事はできません。多少のばい菌やカビなら共存できる程度に健康を維持したいなら、色々お手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。
因みに「きのこ」って響きが滅茶滅茶可愛いくないですか?おきらくはきのこの味や香りも好きですが、名前の響きも大好きです。
折りたたむ
この記事に関連するブログ
良いぬか床とお腹
バイオサイエンス
年明けて 今年も五感で 養生す
黴(カビ)と健康
この記事を書いた人
Koji Wakio(
おきらく)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(
極楽)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
予約ご希望のお客様はこちら
静岡県三島市大宮町2-16-19
055-943-5547(ゼロゴーゴー キューシテミルナラ ココヨンナ)
« 湿布といえば〇〇ンパス(でやんす) | 筋肉のお仕事 »