2021年04月06日(火)5:57 AM
令和2年(昨年)の百歳以上の高齢者の数は80,450人(内女性70,975人)でした。6年前が58,820人でしたので、2万人以上増えているって事です。中々のペースですね。
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最近、高齢者施設にお邪魔する度に、自分が70~80歳になった時の事を考えます。高齢者施設に居られる方は殆どの方が何か薬を飲まれています。おきらくは今のところ、特に病気は無く、薬も飲んでいませんが、人は歳を取ると病気がちになり、治療を受けながら生きて行く事が多くなります。
年齢に応じて、その時その時の体の状態によって考える事は違うと思います。
おきらくの親爺が肺癌の診断を受けた時、親爺は辛い治療は嫌だ、ただ痛みと息苦しいのは何とかして欲しい、と望みました。けれど、そこは個人個人考え方も違うでしょうし、ご家族の方も受け取り方が違うと思います。
そこで厚生労働省では
「人生会議」してみませんかと提案しています。人生会議とは
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)に公募した愛称で、もしもの事があった時のために、自分が望む医療・看護・介護について、前もって自分で考え、家族や医療・看護・介護チームと話し、共有する取り組みの事です。その目的は自分が最も望む最期を迎えられるようにする事です。
いつ命に関わる大きな病気や怪我に見舞われるか分かりません。またそんな状況に陥った時に、これからの医療・看護・介護について自分で考えたり、人に伝えたり出来るとは限りません。その時に残された家族が自分の思いを知らなければ、どれ程の負担を感じる事になるか想像も付きません。
出来れば早い時期に作り始めたいものです。
ACPは一回やればそれで終わりではありません。体の状態や病状が変わる度にACPを繰り返します。そうする事で、何となく決めていた方針がより明確になったり、自分自身や家族の不安が無くなって行くそうです。おきらくの場合、幸いな事に親爺の意思はとても明確なものだったので、それを聞いたおきらくは何も迷う事はありませんでした。
美味しく食べよう!!
出来ることなら死ぬ直前までピンピンしており、死ぬ間際に遺言を述べてコロリと逝く事を望んでいますが、どうなる事でしょう?
いずれにしても、そう望むのなら養生するしかありません。
ピンピンコロリをお望みの方、色々と養生のお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
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