2021年09月14日(火)5:53 AM
朝晩涼しくなってきました。涼しくなると、空いているトイレを探し回る夢を見る事ないですか?或いは、オシッコしてる途中なのに出なくなってしまう夢とか。そこで目を覚ますと尿意が切迫している事が・・・おきらくは何年かに1回はこんな夢を見る事があります。
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小さい頃だと、全部出し切ってホッとした後、パジャマが濡れているのに気が付いて目が覚める夢だったような気がします。
今は、あぁ良かった、ここで目が覚めて、という感じです。
一般的におねしょ(夜尿症)は2、3歳でオムツ離れしますが、中には中学生になって治まる子もいます。
けれど夜尿症は大人にもある症状です。仕事でクタクタになったり、或いはお酒を飲み過ぎて、目が覚めないで漏らしてしまうのは突発的な事故のようなものですが、頻繁に繰り返すようだと心配です。
大人の夜尿症の原因は4つだそうです。
- 加齢
歳を重ねてくると排尿をコントロールする神経や筋肉の働きが悪くなり、排尿を抑える事が難しくなります。
- ストレス
膀胱の筋肉は交感神経が亢進する事で収縮します。度重なるストレスで交感神経が興奮状態になっていると、排尿を促してしまいます。
- 睡眠の質が悪い
通常睡眠時は抗利尿ホルモンが分泌されるので、日中に比べると尿量が少なくなります。ところが眠りが浅くなると抗利尿ホルモンの分泌が減ってしまうと、尿量が多くなり、尿もれを起こしやすくなります。
- 病気
糖尿病、腰椎脊柱管狭窄症、睡眠時無呼吸症候群、うつ病、前立腺肥大症、便秘、子宮脱等の病気が原因の夜尿症もあります。
病気が原因の夜尿症はその原因となる病気を治す必要があります。先ずは受診して、病気が隠れていないか確かめたいものです。
加齢そのものは避けられません。けれど諦めないで下さい。神経や筋肉は鍛える事が出来ます。とにかく体を動かしましょう。また、肛門と尿道口を、ギュッと締めたり、緩めたりを繰り返す、骨盤底筋体操も有効です。
ストレスは出来れば避けたいものですが、仕事や日常空間の中のストレスを避けるのは難しいものです。養生でストレスに負けない体に作り変えて行きたいものです。
自炊は楽しいなッ
そして睡眠の質を上げましょう。良い睡眠のためには、①適度な運動、②寝室の温度や光等の環境、③適正な食生活、④寝る前の水分・カフェイン・お酒・喫煙・考え事を控える等が大切です。
色々試したけれど、どうも・・・という方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
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