2020年02月04日(火)6:35 AM
あっと言う間に2月に突入しました。2月は日本生活習慣病予防協会が推進している
「全国生活習慣病予防月間2020」だそうです。同協会は医師、製薬メーカー、健康器具メーカー、健康食品メーカーなどで構成する社団法人で「一無、二少、三多」(いちむにしょうさんた)をスローガンにしています。何だか「一富士二鷹三茄子」やアントニオ猪木の「1・2・3 ダァーッ」を思い浮かべてしまいます。
折りたたむ
「一無」は「禁煙」、「二少」は「少食と少酒」、「三多」は「多動(体を多く動かす)と多休(しっかり休養する)と多接(多くの人、事、物に接する生活)」だそうです。これらを実践して健康長寿に役立てて下さいというのがその趣旨です。今月のテーマは「多動で生活習慣病・がん予防」だそうです。適度な運動が健康に良いことは間違いないですね。
「まめまめしく働き」「こまめに掃除」して日常生活の中で活動量を上げて、無理なく生活習慣病を予防できるのならそれはもう立派な養生です。
さて2018年度の統計では
老衰が死因の第3位でした。元気にピンピンして天寿を全うしたらコロリと旅立ちたいと願うのはおきらくだけではないと思います。
現実はどうでしょう?厚生労働省は健康寿命という考え方を提案しています。現在は国民生活基礎調査への回答を基に「健康上の問題による日常生活への影響がない期間」を健康寿命としています。それ以外にも「介護度2以上になるまでの期間」など、算出方法はいくつかあるようです。ここでは現行の算出方法で見ていきます。
厚生労働省の報告では今後2040年までに2016年比で健康寿命を3年間延伸するとの目標を立てています。下の表はその数値を基に計算したものです。健康寿命が3年伸びたとしても、平均寿命も同時におよそ2年半伸びる想定なので、実質健康寿命は半年程度増えるだけです。表中の「差」は日常生活に支障がある期間を示しています。どこまでを健康と考えるか、どの程度を支障と感じるかは人それぞれだと思います。いずれにしても自分の健康は自分でしか守れません。しっかり養生してもっともっと長い間元気でいたいものです。
スクワットしようよ
体をまめに動かすというのはやはり健康のかなめです。筋肉は使わなければ確実に衰えていくものです。脚の筋肉が衰えれば歩くのが辛くなったり、転倒の危険も増えてしまいます。筋力は1セット2分程度の筋トレでも十分に向上すると思います。
筋肉体操新春バージョン
お尻のトレーニングが程よい刺激なので、2月からの新習慣にしてみては如何でしょうか。まだまだ若いもんには負けられんという方は
こちらのもご参考に。筋トレを始める前に天に向かってこぶしを突き上げ「1・2・3 ダァーッ」って叫ぶとやる気が出る気がします。
筋トレしてみたいとは思うけれど、その前に慢性の腰痛・肩こりを何とかしたいという方、色々お手伝いさせて頂けることもあると思いますので、是非お近くの
はりきゅう(鍼灸)院に
おきらくにお問い合わせください。
そして新型コロナウイルスに負けないよう、
まめに手洗いをし、食事を美味しく頂き、しっかり休養を取って、養生しましょう。もちろん
まめに体を動かすこともお忘れなく。
折りたたむ
この記事に関連するブログ
筋肉は正直者
老衰が2018死因の第3位に
筋肉は裏切らない、養生も裏切らない
120歳同盟-大還暦-センテナリアン
この記事を書いた人
Koji Wakio(
おきらく)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(
極楽)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
予約ご希望のお客様はこちら
静岡県三島市大宮町2-16-19
055-943-5547(ゼロゴーゴー キューシテミルナラ ココヨンナ)
« 百寿者で一杯? | 気持ち良いけど低温やけどに注意 »