2021年07月13日(火)6:16 AM
暦の上では小暑。梅雨明け宣言はまだですが、暑さが本格化して来ました。静岡県内では既に35℃を超える猛暑日もありました。
おきらく極楽のあるここ静岡県三島市でも30℃を超える真夏日がありました。これからますます暑い日が来るので、暑さに負けないように頑張りたいと思います。
折りたたむ
これだけ急に暑くなると、それだけで調子が狂ってしまいます。
いつも頭が重い、首や肩が痛い、波に揺られているようなフワフワ感がある、お腹がムカムカする、下痢しがち、便秘しがち、目がいつも疲れてる、胸がドキドキする、手足が冷える、顔がのぼせる、疲れやすい、体がだるい、寝付きが悪い、眠りが浅い等々の不定愁訴をお持ちの方には辛い季節かもしれません。
病院で検査してもどこも異常ありませんと告げられ、でもその辛さは本物です。治りたい一心で他院を周り、心療内科を受診するように勧められる事もあるかもしれません。
車に乗っていて追突された又は追突した事はないですか?頭を酷くぶつけた事はありませんか?1日中スマホやパソコンを使っていませんか?
おきらく極楽では初診時に必ずこのような事をお尋ねしています。というのも、むち打ち症が多くの異常につながっている事が多いからです。また経験的に首に慢性的なコリをお持ちの方も多くの異常と関係があると感じています。首・肩のコリを治療すると、主訴として言ってなかった不定愁訴(例えば頭痛)がいつの間にか消えていたという事が結構あります。
慢性的な首のこりは日常生活の中での姿勢が大きく影響します。頭は5,6kgもあるので、姿勢が悪いと首に掛かる負担は大変です。体は全体で一つなので、首の調子が悪くなると、その影響は肩、背中、腰、お尻、脚にまで及んでしまう事があります。姿勢の悪さで多いのはスマホとパソコンです。多くの時間、首を前に突き出した姿勢でSNSを見たり、仕事をするため、後頚部を中心に慢性的なコリが生じます。
仕事でパソコンを使わざるを得ない場合、2つの改善を試したいものです。
1つ目は
パソコンの位置を体に寄せる事です。力仕事であれ、事務作業であれ、手足を使う時は出来るだけ体幹の近くで動かすのが疲れない秘訣です。
2つ目は首のこりを取る体操を1時間に1回(最低寝る前)に行う事です。体操の仕方は
こちらをご覧下さい。体操の後は暫く天井を見て首を休めると良いと思います。
首スッキリ!!
検査で原因が見つからなくても、不定愁訴は体から出されているSOSサインです。十分な休養(睡眠)、腹八分で旬の食材を楽しみ、適度に体を動かす養生を続ける事で不定愁訴に負けない体を維持したいものです。
どうも治る力が弱い気がすると言う方は、色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
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この記事を書いた人
Koji Wakio(
おきらく)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(
極楽)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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