自律神経失調症って治る？

2023年05月23日（火）6:17 AM

　5月もそろそろ終わり。まだ朝晩は寒い日もありますが、日中は真夏日だったりもします。
　寒暖差に関わらず深部体温は約37℃前後に保たれています。
　深部体温をほぼ一定に保つ仕事をしているのは自律神経です。なので、大きな寒暖差は体にとってはストレスです。こんな日は自律神経も大忙し。こういう日が続くと自律神経が過剰に働き、寒暖差疲労が出たりします。

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　症状としては、全身倦怠感、頭痛、動悸、息切れ、イライラ、うつ等があります。
　自律神経は体温の調節だけではなく、体内の状態を良い状態に保つため、意識しなくても、運動時には心臓の鼓動を速くしたり、食後には胃腸の働きを高めたり、ホルモンの分泌をコントロールする等、様々な役目を果たしています。緊張するとトイレに行きたくなったり、冷汗をかいたり、手足が冷たくなったりするのも自律神経の働きです。

　気温や気圧等外部環境の変化というストレス以外に、精神的ストレスが続いたり、生活習慣が乱れると、自律神経失調症になってしまいます。
　その結果、安静にしているのに動悸や息切れが出たり、緊張していないのにトイレが近く、冷や汗が出たりと、体調に異変が起きてしまいます。
　自律神経失調症は体が発しているSOSサインです。けれど、サインが出ている事自体は、体の異常ではなく、正常な反応なのです。ストレスから出来るだけ離れ、生活習慣を見直す事で、不快な症状はかなり減ってきます。

　ストレスを解消する手段を持つ事は大事な事です。体操、散歩、ヨガ、入浴、カラオケ等、何でも良いのでリラックス出来る習慣を持ちたいものです。
　ストレスに強い体を作って行くというのも手です。
　自律訓練法を練習して、副交換神経のレベルを上げる技術を身に付けると体は凄く楽になります。
　また、養生の三本柱(質の良い睡眠、腹八分の食事、適度な運動)で体の治る力を維持する事もしておきたい大事な事です。

ママ、もっと一所懸命走って!!

　東洋医学では自律神経失調症も治る力が落ちている事が原因とみます。疲れが取れない、いつもだるいという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。

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